
リハビリ中です。
手術しました。
で、週2で病院に通って、地味なことをやってます。
ホテルもゼネコンも経営して、インドで坊主もやってる俺が、今やってることは「足首をゆっくり回す」ですから。
スケールがおかしい。
でもやらないと治らない。 地味なことの方が、だいたい効く。 経営も修行もリハビリも、全部おなじことを言ってる。
俺、これだけはちゃんとやってます。足首。 あと、看護師さんの顔を見るのも、だいたい、ひつこくやってます。
そんなある日、リハビリの先生が言うんですよ。
「ネットで調べました」って。
……やめてほしい。
「昔のブログ、読みました。面白かったです」
昔のブログ。
俺、書いてたんですか。知らなかった。本人が一番忘れてた。
書いた本人が忘れてるものを、他人が読んでる。しかも面白かったって言ってる。 インターネット、意味わからん。昔の俺が無断で営業してる。給料も要求してこない。優秀すぎる。
水もやってない植木鉢が、庭の隅でひっそり生きてた感じ。 昔の自分が、誰かにちゃんと届いてた。
ネットは怖い。でも、ちょっとあたたかい。 リハビリの先生も、ちょっとあたたかい。それだけで回復が早い気がする。現金なもんです。
それで思ったんです。もう一回、書くか。
ただし、まじめにはやらない。まじめにやると続かない。気合いを入れると疲れる。立派なことを書こうとすると、だいたい嘘になる。
これ全部、経験則です。
だから適当にやります。書きたいときに書く。面倒なら書かない。インドにいたら書かないかもしれない。
そのくらいがちょうどいい。
あと、手書きでやろうと思ってます。
理由はボケ防止。正直に言います。
スマホ便利すぎる。便利すぎると考える前に検索する。思い出す前に画面を見る。漢字忘れる。字が汚くなる。
俺みたいな適当な人間が、これ以上ゆるんだら会社が溶ける。 自分でわかってるから、手で書く。字を書く。考える。間違える。たまに読めない。
それでいい。完璧じゃなくていい。続く方がいい。そういうもんです。
書いていくのは、こんな話です。
リハビリのこと。ホテルのこと。不動産のこと。仏教のこと。インドのこと。どうでもいいこと。
どうでもいいことの中に、たまに大事なことが混ざってる。人生、そういうもんです。 綺麗な人の話も、たまに混ざるかもしれません。
気合いは入れません。役に立つかもわかりません。
でも読んだ人が、少し笑って、少し考えて、今日もまあ悪くないなと思ってくれたら十分です。
昔の自分に背中を押されました。足首を回しながら、そんなことを考えてました。
ネットは怖い。でも、ちょっとありがたい。
また書きます。たぶん。