
サントリーのVARONを買いました。
バロン。
名前が強いです。
最初に聞いた時、
犬かと思いました。
「バロン、こっちへ来い」
と言いたくなります。
でも、化粧品でした。
なぜ買ったか。
シワです。
毛穴です。
顔全体の老朽化です。
建物で言えば、
外壁にクラックが入り、
目地が痩せ、
屋上防水もそろそろ怪しい感じです。
要するに、
大規模修繕の時期です。
ただ、人間の顔には足場が組めません。
組めたら組みたいです。
朝、鏡を見ると、
顔が疲れています。
本人より顔の方が疲れています。
「社長、大丈夫ですか」
と聞かれたら、
本当はこう答えたいです。
「会社は大丈夫です。
顔が少し厳しいです」
そんなわけで、VARONを試しています。
説明を読むと、
大人の男性向けらしいです。
大人の男性。
便利な言葉です。
だいたい、
疲れたおじさんのことを、
広告では大人の男性と言います。
ありがたいです。
俺も今日から、
疲れたおじさんではありません。
大人の男性です。
VARONを顔に塗ります。
すると、少しだけ、
自分を大事にしている人の気持ちになります。
普段は自分を大事にしていません。
会社。
家族。
不動産。
病院。
たまにインド。
自分の顔は、だいたい後回しです。
その結果が、今の毛穴です。
毛穴は正直です。
帳簿より正直かもしれません。
ごまかせません。
ただ、これは自分のためではありません。
みんなのためです。
人体実験です。
もし綺麗になったら、報告します。
もし変わらなかったら、
何もなかった顔をします。
その顔も、毛穴だらけだと思います。
でも、いいんです。
挑戦することに意味があります。
経営も美容も同じです。
試してみないと、わかりません。
見積書だけ見ていても、現場はわかりません。
広告だけ見ていても、毛穴は閉じません。
だから塗ります。
今日も塗ります。
明日も塗ります。
そのうち、
渋沢栄一みたいな肌になるかもしれません。
ならないかもしれません。
たぶん、ならないです。
でも、少しは何とかしたい。
今日も会社はあります。
そして、毛穴もあります。
また書きます。たぶん。