今日も会社はあります

社長をしています。インドで僧侶も少ししています。 会社のこと、家族のこと、病院のこと、たまに海の向こうの面倒なこと。 だいたい大変ですが、今日も会社はあります。

第23回 ギブスを外したら、体重計が二台出てきました


今日もリハビリでした。

まず、先生に診てもらう前にレントゲンです。

最近、やたらレントゲンを撮っている気がします。

大丈夫でしょうか。

髪の毛が少し抜けてきた気もします。

レントゲンのせいなのか。

年齢のせいなのか。

もともとなのか。

原因を追及すると、気持ちが折れそうなので、やめておきます。

結果は、回復順調とのことでした。

ありがたいです。

先生はすぐオペに向かわれるとのことで、あまりゆっくり話せませんでした。

こちらは質問を10個くらい用意しています。

先生は次の戦場へ向かっています。

医療の現場は早いです。

こちらは松葉杖です。

速度が違います。

診察中、膝を曲げる角度の話になりました。

90度くらい曲げると痛いのに、なぜか僕は、

「45度くらいです」

と言ってしまいました。

全然違います。

半分です。

最近、分度器を見ていないせいです。

小学生の時はあんなに使っていたのに、大人になると急に使いません。

その結果、45度と90度を間違えるおじさんが完成します。

教育は大事です。

診察のあとはリハビリです。

担当してくれたのは、僕のブログを読んでくれているというリハビリ士さんでした。

ありがたいです。

ただ、このブログのことは言いませんでした。

いつまで続くか分かりません。

こちらも、かなり気まぐれです。

毎日書くかもしれない。

急にやめるかもしれない。

タイトルだけ立派になって終わるかもしれない。

ブログも膝も、マイペースです。

そして今日は、ついにギブスを外しました。

これは大きいです。

かなり大きい。

ギブスが外れると、急に自由になった気がします。

ただし、自由には責任があります。

今日から1週間は、2分の1荷重です。

つまり、足にかける体重を半分くらいにする練習です。

そこで出てきたのが、体重計2台です。

右足用。

左足用。

まさか体重計に左右分業があるとは思いませんでした。

会社より分業が進んでいます。

普通、体重計は一台です。

乗って、数字を見て、少し落ち込む。

それが体重計の仕事です。

ところが今日は違います。

右足に何キロ。

左足に何キロ。

かなり細かく見てきます。

急に管理職みたいになりました。

「右、かけすぎです」

「左、もう少しお願いします」

そんな声が聞こえそうです。

体重計に指導される日が来るとは思いませんでした。

しかも二台体制です。

かなり本気です。

右足35キロ。

左足35キロ。

そのくらいを目指して調整します。

これが意外と難しい。

人間は、自分がどこに体重をかけているか、あまり分かっていません。

だいたい、人生でも同じです。

仕事にかけすぎる。

食事にかけすぎる。

変な物件にかけすぎる。

気づくと、どこかに負担が寄っています。

急にいい話になりそうです。

危ないです。

戻します。

体重計です。

二台です。

ギブスを外して、いよいよ歩行開始です。

怖いです。

かなり怖い。

今まで守られていた足が、急に世間に出されます。

新入社員みたいです。

「今日から現場ね」

と言われた感じです。

本人はまだ研修中のつもりです。

でも現場は待ってくれません。

歩かないと戻りません。

少しずつ荷重をかける。

少しずつ曲げる。

少しずつ歩く。

地味です。

かなり地味です。

でも、リハビリは地味なことを積み重ねるしかありません。

会社もそうです。

急に良くなることは少ない。

少しずつ直す。

少しずつ動かす。

少しずつ前に進む。

膝も会社も、だいたい同じです。

ただ、会社にはレントゲンがありません。

あったら、少し怖いです。

今日分かったこと。

膝は順調。

角度の申告は不正確。

分度器は大事。

体重計は二台あると急に偉そう。

ギブスが外れると、嬉しいけれど怖い。

そして、右足と左足にも会議が必要です。

今日は少し前に進みました。

たぶん。

帰ったら、ちゃんとリハビリをやります。

たぶん。

今日も会社はあります。

また書きます。たぶん。